ねんがんの REALFORCE 91UDK-Gをてにいれたぞ!

REALFORCE 91UDK-Gを購入したので、その第一印象を記録しておく。

外見

色。色は黒い。印字も黒い。落ち着いた黒といった風で、キー入力時に気にならない。この色合いは良い。

印字。「昇華印刷」らしい。この方法で印字してあれば消えることはないはず。長期間使用しないとありがたみは出てこなさそう。

かなの印字はない。すっきりしていて良い。通常のキーボードで日本語になっている部分は変更されている。

  • 「半角/全角」→「E/J」
  • 「変換」→リサイクルみたいな○マーク
  • 「無変換」→変換のマークに×をつけたもの
  • 「かたかなひらがな」→「KANA」

変換マークはいいんだけど、KANAとかは好きになれない。

あわせて気になったのがフォント。綺麗に印字してあるせいか、フォントが良くない気がする。

Windowsキー。画像などで確認してほしい。これはひどい。キーボード全体から明らかに浮いている。雰囲気をぶち壊している。このキーのせいで安っぽく見える。単純にWindowsのロゴが印字されていれば問題ないんだけど、丸印と光沢のあるキートップが最悪。

左上にある「REALFORCE」のロゴ。これも要らない。ロゴが必要だとしても、キーと同様の色にしてほしい。銀色と赤のステッカーが悪趣味。

外見まとめ

使い勝手

テンキーレス。91キー=テンキーレス。テンキーレスの利点は右にポインティングデバイスを置いても、フルキーボード程度の幅で済む点。キーボードからポインティングデバイスに手を動かすことはごく一部のユーザを除いて、日常的な動作なので、近くにある方がずっといい。私はテンキーを使用しないので、テンキーレスは良い。

キー配置。無難。テンキーレスのキーボードは形状が特殊なものになりがちだが、REALFORCEのテンキーレスのものは、本当に切り落としただけのような形状になっている。キーの配置がフルキーボード同様なので、安心できる。良い。

DIPスイッチ。使用しない。専用ドライバが必要らしく、以前からレジストリ書き換えなどで対応しているため、使用しなかった。キートップ入れ替え工具でCapsLockとCtrlは交換した。用意されているのは、なかなかうれしい。

押し心地。適度に軽く、適度に重く。REALFORCE106を使用しているが、私は重さにこだわりがないようで、特別気にならなかった。「静電容量無接点方式」についても、正直なところ分からない。長時間の入力を続けると意見が変わってくるかもしれない。ひとまず、ちょうどいい押し心地と思うことにする。

全体重量。そこそこ重い。ひざの上などで使用するには向かない気がする。ただ、机に置いたときの安定感は非常に良い。

滑り止め。安定感については、重量のほか、裏面の「滑り止め」の効果も大きいと思う。角度を変更してもすべることはなく安定している。多少キー入力がきつい人でも、キーボードが動いてしまうということはないように思う。

配線。線の出る場所は3方向(左・中央・右)に設定可能。ただ、線が傷つきそうで初期値である右から切り替えられていない。私個人的には、あと5千円〜1万円高くても良いので無線にしてほしい。無線にできない技術的な理由があるのかもしれない。無線(電池)にすると、故障しやすくなるとか、安定感がなくなるとか、そもそも電池がもたないとか。

使い勝手まとめ

  • 91キー(テンキーレス)○
  • 無難なキー配置○
  • DIPスイッチ△
  • キートップ入れ替え○
  • 静電容量無接点方式
  • キー加重ALL45g○
  • 安定感(全体重量・滑り止め)○
  • 配線(無線希望)△

総括

全体として見ると、「堅実」という言葉が適している。使い勝手の面では、REALFORCEの名に恥じないと思う。見た目で、REALFORCEロゴやWindowsキーなどの統一感の問題や、フォントなどにこだわっても良いと思う。値段が1万9千円近いのは痛いが、静電容量無接点方式を採用するなど、値段が上がる要素があるのだろうし、仕方ない気もする。

使ってみなけりゃ分からない。